実はＰＢＣとかをやってて悩むのは

案外、名前を付ける事なんじゃないかと思うこの頃。
…そう言えば、主人公が名無しで、自由に名前を決められるゲームなんかの場合。
考え込みすぎて、最初の場面で軽く一時間経つ事がざらだったりするんですよね。
（ポケモンをプレイする時に一番頭を使うのが「君の名前を教えてもらおう！」の時だったりする）（…）
まぁ、ポケモンの場合はテンプレートで名前があるので大抵それを使ってプレイしてます、が！

すいません、早速今日もずれてます…らいすです。
えーと、何のお話だったかな。…そうそう、名前のお話…ですね。

 大和と椎那も追加ー。

主だった傾向としては

１：当り障りの無い響きである事（リアルに居てもそこまで珍しくないような）
２：難しい漢字は極力入れない。（居れるとすれば、そこに何かの意味を持たせる場合）
３：余裕があったら、色々と設定に派生させて遊んでみよう。（裏設定やＮＰＣとかね！）

並べて見ると実に普遍かつ普通。一番最後に関しては「何遣ってンの？」と言うレベル…。
何だろう。こう…どうしてもインパクトのある名前を考えようとするのが苦手なんですかねー。
（その辺りのセンスが本当にほしい…。）

ただ、２に関しては「お相手様を変換に戸惑わせないように」と言うのが理由。
「だったら辞書登録使えばいいんじゃね？」と、言われると全く以ってその通りですが！

取り敢えず、誕生秘話も少し交えて各ＰＣごとに語ってみる。

輝

設定当初から「光に関する力」を持つ事にはしていましたので、名前そのものは直ぐに決まってたと思います。
ただ実直に「光」って言う文字を使うのは、あからさま過ぎるかなー…と、考えて。
だったら他の文字でどうにか綴ってみるのはどうだろ？と、ここから辞書を片手に検索開始。
晃？玉？光瑠？…もういっそカタカナ表記かひらがなにする？
そんな風に悩む事数日間。――それでもピッタリなのが無くて、もう名前変えようかと考えて居た時でしょうか。

久しぶりに寄った友人の家で初代マクロスのＤＶＤを見たのは――。

…あれ？そう言えばこの話の主人公っぽい人も「ひかる」だったよね？
ロボット物の関係にはそこまで詳しいわけじゃないので、慌てて友人に聞いた情報を元に
検索かけてみればそこには確かに「輝」の文字が！

「成る程…輝く、と書いてヒカルかぁ…。」

結構かっこいいし、これ使っちゃおう。――そんなわけでマクロスの主人公「一条輝」から読みをご拝借。
実際に名前表記でこう言う読み方も出来るらしいとも聞いて、途惑いも無くなる。

次に苗字。実は、この「来栖」の苗字の方にもちょっとした理由があったり。
はてさて。名前を決めたはいいが苗字はどうするか。
…まず語呂を考えれば、「る」で終わる苗字はＮＧだなぁ…と、ここでもさらに思考錯誤。

それと同時に「そういえば所属する学校も決めなくちゃいけないんだっけ」と、ここで気付く。
始めは「無難に青春かな」とおぼろげながらに考えてた私ですが「けど光ってイメージならライラじゃない？」
と、言うこれまた安直な考えに走って所属は決定。

光　→　聖なる存在っぽい　→　じゃあイメージはライラじゃない？　→　ライラと言えばなんだろう　
ここで真っ先に爛れが出てこなかった私は凄く珍しいＰＬだったんじゃないかなー…と、思いつつ。

ライラと言えば宗教色　→　確か十字教のフィクションみたいな所だったよね？　→　そう言えばライラの校章って十字架ぽかったような

「十字架…英語にすればcross――。」

閃きが走ったのはこの辺りでした。
確か英語で言う「cross」はクロスと読みますが、時としてクルスとも読む事があるんですよね。
（元々はスペインの言葉が云々だと言うお話ですが）

ならいっそ、この辺りで関連（十字架）を付けてみようかと考えて「来栖」の苗字が誕生。
来栖輝。凄くもじって「輝く十字架」。…こう言えば魔術やってる人っぽくなる？（隠し名的な意味で）
そんなノリで最終的に決定したのがこの名前でした、ね。
十字架、には「戒め」や「罪」みたいな意味もあるみたいでしたし、裏設定的な事とも関連が出来るかな、と。
表では笑ってマイペースに過ごす面で、裏では過去に犯した過ちに苦悩し続ける。
それが、輝の初期の方向性でした。

が、今となっちゃ微塵もそんな影なんてありませんけどね―――！！！
（ＲＯＭ専だった友人曰く「この子のイメージってと女装とシスコンとレギンレイヴでしょ」の、三段オチ。）
Ｋ君（友人の名前）。レギンレイヴは個性じゃないよ…！！
確かにあれはあれで、個性に繋がる部分もあるけれ、ど…！！（あくまでＮＰＣです）

閑話休題。――以上が輝の名前の由来です。はい。
余談ですけどFIRE BOMBERってかっこいいですよね…！（さぁ始まるぜ（ｒｙ））


大和

2番目の子。
もう一人、男の子のキャラを作る時点でもうちょっと男らしい子にしたいと考えてました。
前にも触れた通り、輝がすっごく真面目で男らしさ云々にはちょっと遠い子だった、ので。
厳つい、とまでは行かなくとも『全力で男の子』な感じな

大和って名前は…なんだろう。今思えば、そこまで考え付くのに時間は掛からなかったような。
強いて言うならほぼ完全に私の主観趣向。
火の国出身と言う設定も合間って、こんな名前になったと思われます。

苗字については…確か、同じ苗字で空手の有名な人が居たとかどうとか、な理由だった筈。
殴り合いの喧嘩スタイル　→　空手　って言う、今思えばとことん安直なイメージでした。

ちなみにこの子の家族の名前を並べると、

父＝武蔵（むさし）
母＝榛名 (はるな）
姉＝妃美子（ひみこ）

父と母が戦艦の名前で、お姉さんが邪馬台国の卑弥呼をもじった名前だったと言う裏設定があったり。
もちろん全部、大和の名前を作ってからの後付け設定です。
（大和も実際に実在する戦艦の名前なんですよね。）（決して戦艦の前に「宇宙」はつけちゃだめ）
ちなみに他の幹守の人の設定を作るとすれば、間違いなく戦艦の名前が入ったと思う。

『うぃきぺでぃあ』っておもしろいですよねー。（情報の真偽はともかくとして）


椎那

名前よりも寧ろ苗字の方がイメージ持たれやすいんじゃないかと思われる昨今。
元々、辞書引いて調べた名前でしたからねー…。
読みは違うけど、字だけ見たら某有名なテニスプレーヤーさんと全く一緒。（リアルに居る）
登録した直後、それを知ってからは「軽くネタっぽい名前になったんじゃ…」とか冷や冷やしました、ね。
（本当にそう言う選手が居たなんて知らなかったんですよ…。）

何気に錦（高く飾りたい物　→　つまりは空も入るよね？）を織ると書いて、
持ってる異能をイメージさせようかなと言うのもありましたが。

椎那、の名前の方は…確かこの「那」が付く名前の子を使ってみたいと言う発想から生まれたのが発端。
なんとなく、のお話なのですが…何故か好きなんですよね。この漢字。
形と言うか、読みというか。少し難しいけど正しく組み合わせれば、全く違和感のなくなるような。
パズルのピースのような文字が。（椎那って言う名前で、違和感なくなっているかどうかは謎です、が…！）
後はあれだ。例によって例の如く、あのシリーズからの引用かな…。（ここでは敢えて明記しない）

そもそもは同じライラの輝とは反対に、ボーイッシュ系の子を目指すつもりで作ったのがこの子。
自分なりに今時の女の子みたいなイメージを考えた結果、色気とは程遠いようなイメージに。
けどその分、動かしやすくはありました。

最大のテーマだった「逆に戦いを恐がっている子」をこの町で動かしたらどうなるか…と言う部分。
それについては、まだまだ保留と言う事で。



総評：みんなそこまで深く考えて名付けたつもりは微塵もありませんでした。（お前…）